亀岡市で行われ、「丹波の祇園祭」とも呼ばれる亀岡祭の山や鉾(ほこ)の巡行が5年ぶりに行われました。
亀岡祭は、室町時代に始まったとされ、山や鉾が華やかな装飾品で飾りつけられることから「丹波の祇園祭」とも言われています。
天候不良や新型コロナの影響で、5年ぶりに11の山や鉾が一堂に集まって市内を練り歩く巡行が行われました。
山や鉾は、古い城下町の雰囲気を残した町内を巡り、地元の住民が通りに出て見守る中、子どもたちが奏でるお囃子が響いて街はにぎやかな雰囲気になっていました。
巡行の途中では、飾られた装飾を見てもらうために、一回転する見どころもあり、地元の人や観光客からは大きな拍手が送られていました。
千葉県の60代の男性は「亀岡祭が見たくて千葉県から来ました。地域の方が力を合わせてやっているお祭りでとてもよかったです」と話していました。
また、亀岡市の50代の女性は「迫力があって感動しました。今後も亀岡祭が続いていってほしいです」と話していました。